第32回「気軽に学ぼう!ジオ講座」では、防災ゲーム『クロスロード』を行います!
2017.03.16
桜島・錦江湾ジオパークでは、ジオパークについて気軽に学べるジオ講座を毎月第3木曜日に開催しています。
今月のジオ講座は、通常の講義形式と少し雰囲気を変えて、桜島・錦江湾ジオパーク推進協議会事務局職員による、防災カードゲーム『クロスロード(桜島火山対策編)』を実施します。
『クロスロード』とは、カードを用いたゲーム形式による防災教育教材です。
ゲームの参加者は、災害時に起こる様々な事例に対し、YESかNOで自分の考えを示して、参加者同士で意見交換を行います。
災害時に、他の人がどのように考えているのか、また、大切なことはどのようなことか、「気付く」ためのゲームです。
活火山と共生する桜島・錦江湾ジオパークにとって、災害は決して他人ごとではありません。
この機会にぜひ、災害時に直面する様々な課題を、適切に判断できるよう事前に考えてみませんか。
クロスロード
『クロスロード』とは、「重大な分かれ道」や「人生の岐路」といった意味で、内閣府のプロジェクトの一環で作られた防災教育のための教材です。2004年に最初に作製された「神戸編・一般編」では、「人数分用意できない緊急食料をそれでも配るか」、「学校教育の早期再開を犠牲にしても学校用地に仮設住宅を建てるか」といった、阪神淡路大震災の時に、神戸市職員が実際に迫られた難しい状況判断が、カードとして出題されています。