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金山橋と板井手の滝
金と火山のつながりの物語 金山橋は龍門滝上流の網掛川にかかる一連アーチの石橋です。橋の構造は長さ約23 m、幅約4.2 m、川床からの高さ約10 mで、現存する鹿児島県内の一連アーチでは最大規模を誇ります。 明治13年( … Continue reading
高倉展望台
ジオを見渡す展望台 鹿児島のシンボルである桜島は見る場所によって様々な形・表情を見せます。姶良市からの桜島はすっきりとしたきれいな三角形。一般に知られているゴツゴツとした活火山とは少し印象が違います。錦江湾に面している姶 … Continue reading
獺貫の滝
大地が生んだ隠れた名瀑 龍門滝の北西にある「獺貫(うそぬき)の滝」は幅8m、高さ13m。滝つぼは深く、水面は濃い緑色に輝き、左右には柱状節理*1が発達した断崖がそびえ立つ美しい滝です。滝を形成する岩体はおよそ70万年前の … Continue reading
石蔵ミュージアム(白金酒造株式会社)
麹が薫る石蔵 姶良市脇元に蔵をかまえる白金酒造は、明治2年(1869年)創業。かつて西南戦争に出兵する西郷隆盛が立ち寄り焼酎を全て買い上げた逸話が残る県内最古の蔵元です。 平成13年に国の登録有形文化財に指定された石蔵は … Continue reading
龍門司坂(たつもんじざか)
薩摩藩主要街道の「大口筋」の一部。苔むした石畳の風情が美しい坂道。石工が近くの樋ノ迫山から溶結凝灰岩を切り出し、平らな切石を整然と敷き詰め、完成までおよそ100年を要したと言われている。国指定史跡文化財。
白銀坂(しらかねざか)
カルデラ外輪の旧街道 白銀坂は本市脇元から鹿児島市宮之浦町の山間部を抜ける石畳の峠道で、龍門司坂と同じく薩摩藩の主要街道「大口筋」の一部です。古来より白銀坂周辺の山なみは薩摩国と大隅国の国境であったため、戦国時代には島津 … Continue reading
龍門滝(りゅうもんだき)
「日本の滝百選」に選ばれた、高さ46m、幅43mの雄大な滝。滝を形成する岩盤は、国分層群と呼ばれる地層へ貫入したマグマが冷えて固まった安山岩で、発達した美しい柱状節理を見ることができる。
米丸マール・住吉池
約8000年前に、マグマ水蒸気爆発で出来た爆裂火口(マール)。活火山に指定されているが、米丸マールは水田、住吉池は貯水池として利用されている。
月讀神社
月讀神社は、大正噴火の際に溶岩の下に埋もれてしまったが、1940年に現在の場所へ再建された。桜島の神社は、全て御神体が山頂方向へ向かって祀られている。住民は、火山に対する畏敬の念を持ち、火山を神と崇め、火山とともに暮らし … Continue reading